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2011年8月2日火曜日

伊賀の里モクモク手づくりファーム

4年になってから、卒論の関係もあり、ずっと地域活性化にまつわる本を読んできたのですが、「これは!!」という本を見つけたので紹介します。


著者: 木村修、吉田修、青山浩子
タイトル: 「新しい農業の風はモクモクからやってくる

これは、伊賀の里モクモク手づくりファームという三重県伊賀市にある6次産業化の先駆者として知られている農業テーマパークの設立物語を書き下ろしたものです。

もともと、知っていたのですが、このような設立物語を読んだのは初めてでした。

というのも最近、堅い本ばっかり読んでて眠くなってしまうのでちょっと小説チックなものでも読もうかと(笑)

もともと経済連に勤めていた二人が仕事を辞めて養豚から地域を元気にするというストーリーです。

松坂牛として有名な産地であえて養豚を選び、ソーセージ作りから初めて独自のブランド化に至るまで、事細かく書かれています。

中でも印象に残ったのが、

…僕たちは今「モノ」を売るのではなく、「考え方」を売ることをテーマにしています。…

…お客様の視点には立つが、迎合はしない。伝いたいメッセージは伝えよういう姿勢を守っている。…

…安定を求めるスタッフが多い組織は伸びません。変革を恐れず、一度つくったものを壊す勇気も大事。…

…「お客様にとっていいことならまずやれ」と言われる。…やった後は怒られるんです。「なぜもっと早く言わなかったのか」と(笑)。…

日本の農村には素晴らしい人たちがたくさんいるものです。

自分ももっとがんばらなくてはと思いました。


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