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2011年3月26日土曜日

コメ作り

昨日から新潟の実家へ帰省しています。

今回の地震で、この週末に静岡に行く予定だったのですが、キャンセルとなってしまい、実家のコメ作りを手伝うことにしました。


これは家の後ろにある田んぼで、苗づくりの場となる田んぼです。

水をかけ流しにしていたのですが、まだ雪が残っていたので雪かきをしました。


島みたいな感じになってるんで、半分に割って水の通り道を作ってやります。

雪は、流れる水によって溶けます。

もしくは、をまいて太陽光を集めて溶かしたりします。

昔は、秋に薪を調達し、それを台所、風呂等で利用した後、それを雪の上にまいたり、肥料にしたりしていたんですねー

ばあちゃんが言ってました。(笑)


これは、大崎菜という在来品種の青菜です。

実は初めて見ました。(ばあちゃん曰く、毎年作ってるらしいですが)


秋にまいて、雪の中を生き残り、これから花を咲かせてその”とう”を食べるみたいです。

トンネルを作ってやりました。

ここの雪は本当に溶けるのが遅いです。

2011年3月21日月曜日

卒業式

が昨日ありました。

農大は卒業式自体は中止ということだったのですが、学科別で卒業証書授与式のあと、各研究室で簡単な卒業式を送る会を行いました。


時が経つのは早いもので私ももう4年生になっています。

卒業された先輩方のように立派な先輩になれるかはわかりませんが、最後の一年間を悔いの残らないように過ごしたいと思いました。

みなさん、ご卒業おめでとうございます。

2011年3月18日金曜日

東北地方太平洋沖地震

から一週間が経ちました。

だんだんと復興の兆しが見えてきましたが、いまだにこの地震が残した爪痕は大きいものです。

私が住んでいるここ世田谷区では、ものが落ちたりガラスが割れたりするなどの被害があったそうです。

そして、現在もっとも問題なのが停電生活品不足です。

停電は計画停電を実施しているのですが、やると言ったりやらないと言ったりしているのでとても不安定です。

一応準備はしているのですが来るときはいきなり停電になるみたいなので少し怖いです。

昨日は大規模停電になるかもしれないとのことでしたがなりませんでした。

また、米、パン、パスタ、カップめん、卵、牛乳、水、ガソリン、トイレットペーパー、ティッシュなどを中心に生活品の供給が滞っています。

これは被災地向けに優先供給しているのと、交通機関の遅れ、消費者の買占めが原因です。

特に、私たち消費者は不安が不安を呼び、買いだめしている人がかなりいます。

このような行動は逆効果だと思うのでぜひ控えて頂きたいです。



今日は久しぶりに学校へ行きました。

国際協力センターを訪れてみると・・・


なんと壁にひびが入っていました。

授業が行われる一号館も立ち入り禁止で学校は現在基本的に登校を控えるように通達が来ています。


CIPでは世界学生サミットの時に使用しているラジオを被災地向けに送る作業をしていたので手伝いました。


これが本当に被災地の方へ届くといいなと思います。

皆助け合いですね。

いろいろな形で支援される方もいるかと思いますが、みなさんのその気持ちがありがたいと思います。

通常通りの仕事をするのもまた一つだと思います。

頑張ってきましょう!!

2011年3月14日月曜日

上越東京農業大学

へ行ってました。

期間は3/9~3/13までです。

地震の影響がかなりひどいことになってますが、私は新潟で被災しました。

最初の地震はハウス内でオータムポエムを収穫中に感じたのですが、そこまで大きくはなかったです。

次の日の早朝にあった新潟県中越付近での地震が結構揺れが大きくてかなりびっくりしました。

いまだに多くの方が厳しい状況下におかれています。

一刻も早い復旧を願います。



さて、上越東京農業大学ですが、この株式会社は2008年に設立し、耕作放棄地を中心に開墾・整地し、約10haの農地を所有しています。

水田、畑、ビニールハウスがあり、稲作、ズッキーニ、スイカ、オータムポエム、ニンジン、大根などを栽培しています。

今の時期は雪下大根を収穫し、切り干し大根に加工して出荷する作業が中心でした。

雪下大根は冬の寒さにあたって甘みが増し、とてもおいしいです。


収穫した大根を洗い、切り取り、皮をむきます。


その後、この機械で薄くスライスしていきます。


平たく伸ばして乾燥機にかけて一日経つと出来上がりです。


大根人間(笑)

丁度、ビジネスの2年生が4人ほど実地研修に来ていて一緒に作業しました。


夜はみんなでごはん♪

農場のオータムポエム、大根、ホウレンソウをふんだんに使いました。

今回は、農大OBの研修生が2名いて、いろいろなお話を聞くことができたのでとてもよかったです。



話は変わって、

昨日東京に戻ってきたのですが、コンビニに行ってびっくり。


パン、おにぎり、カップめんほとんどないです。

スーパーもこのような状況です。

地震の影響で供給が滞っているのと、消費者の買いだめによって需要過多になっています。

東京のもろさをひしひしと感じました。

自給率1%の東京はお金はあっても食料は全然ないのですね。

この状況が長引くそうなのですが、とても不安です。

とりあえずお米はあるので何とかなりそうですが、ここは本当に日本だろうかというくらい不安です。

2011年3月7日月曜日

バングラデシュ

へ行ってきました。

期間は2/26~3/6と、約1週間です。

今回は同じ研究室の大学院生の調査の同行という形で行かせて頂きました。

ほとんどダッカ市内に滞在していました。


ダッカ市内は排気ガスが充満していて晴れていてもなんだかすぐれない空模様です。

それもそのはずで、バングラデシュの面積は日本の約4割で、人口が約1億4000万人いるのですから人口密度がかなり高いです。

車の量もかなり多く、いつも渋滞しています。

一応電車があるのですがほとんど走りません。


まず目にするのがこの「リキシャ」です。

日本語の人力車から由来が来ています。

2km圏内なら約40Tk(タカ、1Tk=約1,3円)で行ってくれます。


これは「バン」と呼ばれるもので、運搬車ですね。


リキシャよりも少し遠い距離にはこの「CNG」と呼ばれる三輪車を利用します。


それよりも遠い場合はこの「タクシー」ですね。

少し高めです。


路線バスはとても複雑で、特に停車位置はなく、飛び乗って、飛び降りる感じです。

入口に一人お金を支払う人がいて、料金はその人に渡します。


これは至るところで見かけられる移動式軽食屋みたいなものですね。

皆よく「チャイ」を飲んでいます。


これは市場の様子です。

衛生状態はあまりよくありませんが、活気があふれていてとても賑やかです。

肉系はすぐそばで屠殺されています。


これは市内を少し離れたところにあるレンガ工場です。

排気ガスをもくもくと出していました。


一方、農村では、「黄金のベンガル」と呼ばれるほど農業が盛んで、とても大きな土地にたくさんの稲が育てられています。

写真は聞き取り調査に行った農家さんの家です。


とても親切に答えてくれました。


これはかまどですね。


これは牛の力を利用してマスタードを作っています。

中央にある臼みたいなところにからし菜の種を入れていきます。



短い間でしたが、とてもいい経験ができました!!